使用パーツ一覧

ここではこのサイトの「Example of Creating」で使用した全てのパーツを一覧で紹介しています。
作り上げるパターン、仕様によって必用なパーツが変わってきますのでご注意ください。
DAC、アンプ、スピーカーは一例で、趣味嗜好にあわせて多種多様なものが販売されておりますのでお好みのものをご利用ください。

ラズベリーパイ本体

amazonや楽天といったネットショップでも購入可能ですが、 RSオンラインが代理店で価格も安いので登録が面倒でなければ「RSオンライン」での購入をおすすめします。

ラズベリーパイは(2015/8/14現在)5種類が発表されております。

ラズベリーパイA (販売終了)
ラズベリーパイA+
ラズベリーパイB (販売終了)
ラズベリーパイB+
ラズベリーパイ2 B

これらモデルの違いや詳細はwikipediaにて詳しくありますので気になる方はごらんください。
Raspberry Pi」Wikipedia

ここでは有線LANポートがあること、GPIOピンの増設が不要であることから簡単に組めるため 最新モデルである「Raspberry Pi 2 Model B」を使って説明していきます。

※ラズベリーパイA+、B+、2 BはGPIOピンからI2Sによる接続が可能ですが、A(無印)、B(無印)、には別途ラズベリーパイ本体にピンを立てるか、 又は直接ハンダ付けする等といった加工が必要になります。

SDカード

ラズベリーパイはSDカードにOSを書き込みそこから起動するのでSDカードは必須です。 インストール後のOS(Volumio)サイズは2G以下ですので、使用するカードは2G以上のカードでしたら 使わなくなった余っているSDカードでも利用可能です。
ラズベリーパイはSDHC規格までをサポートしてますので最大32Gまでのカードを利用でき、 初期状態ではSDカードの持つフル領域を利用できませんが、 SDカード領域の拡張をすることでフル領域を使えるようになります。
この拡張をするとそこに音楽ファイルを入れることができるので、 音源データをSDカードに入れての利用を考えている場合はSDHC規格上限の32Gのカードをお勧めします。
ただし、拡張にはコマンドラインによる操作が必要になり、コマンドがよくわからない、 拡張作業が面倒なは人は小容量のSDカードを使用し、音楽データはUSBメモリや、USB-HDDに入れるのが良いかと思います。
※SDXCタイプのものも使えるようですが、未確認です。


DAC

ラズベリーパイにもイヤホンジャックがついており、ここにスピーカー又はイヤホンを挿せば音はなりますが、 お世辞にも良い音とは言えませんので外付けのDACをつけて高音質化させます。
ラズベリーパイとDACの接続にはUSB方式とI2S方式の2つの接続方法があり、 また、DACはハイレゾ対応、非対応など、いろいろな種類モノもが販売されていますので好みでお選びください。
ここではハイレゾ対応でI2S接続のDACを使いました。

※ラズベリーパイA+、B+、2 BはGPIOピンからI2Sによる接続が可能ですが、A(無印)、B(無印)、には別途ラズベリーパイ本体にピンを立てるか、 又は直接ハンダ付けする等といった加工が必要になります。

ケース

ケースは無くても利用できますが無いと見た目も悪く、ケーブルもごちゃごちゃしますので、 ここではアクリルケースとI2S-DACがセットになったものを使用しました。
このケースですと、カーフィルムやガラスフィルム、装飾用や自作のステッカー、壁紙(クロス)、カッティングシート等を貼り付け、 簡単に本体イメージを変えれますし、また、サイドはマスキングテープを貼り縁取りを行うとさらにアレンジ幅が増え、 部屋や設置場所にあった自分好みの多彩なアレンジが簡単にできます。
アクリル板だけでの購入も可能ですので、気分、季節、設置場所によって板を変える「着せ替え」も簡単です。 このHPに使用している写真はアクリル板に車用の黒いカーフィルムを貼ったものを使っています。
腕に自信のある方はケースからの自作もよろしいかと。
世界に一つだけのケースを作る、物自体に愛着もわきますのでこれもまたカスタマイズも醍醐味の一つですね。


スピーカー

スピーカーには「アクテイブスピーカー」と「パッシブスピーカー」と呼ばれる2種のスピーカーが存在し、 どちらを使うかによって構成が変わってきます。

●アクテイブスピーカー
スピーカーにアンプが内蔵されているもので、最近ではPCスピーカーというカテゴリに入っていたりします。 簡単な見分け方はスピーカーにボリュームのツマミが付いており、 またスピーカーに電力を供給するためのケーブルが出ている(ACアダプタを刺す場合はジャックがついている)ものは ほぼ「アクテイブスピーカー」と呼ばれるもになります。
DACに直接繋げるだけで良く、アンプを別途繋げる必用がないので配線が簡単、コンパクトに設置できるなどが特徴です。
※ポイント:「アクテイブスピーカー」の場合はオーディオアンプ不要でDACに直接接続


●パッシブスピーカー
スピーカーだけで販売されており、一般的にはピュアオーディオ用といったカテゴリで販売されています。 別途オーディオアンプを必用としますので、このパッシブスピーカーだけでの使用はできません。
再生される音は、スピーカーの大きさや数によって変わり、またオーディオアンプでも音が変わることから、 アンプとスピーカーを別々に用意し、組み合わせることで自分の環境にあった、自分好みの音を追求できることが特徴です。
※ポイント:「パッシブスピーカー」の場合はアンプ必用で DAC→アンプ→スピーカー で接続


オーディオアンプ

前述したパッシブスピーカーをつなげる際に必用になります。
スピーカーと同様、多種多能なものが販売され、値段も数千円から数十万、数百万と様々です。 ここでは小型で安価にも関わらず、そこそこ良い音を出すと人気のアンプ「Lepai LP-2024A+」を使用しました。

電源&ケーブル

・電源
ラズベリーパイは5V、microUSBで給電しますのでスマホ用のUSB電源が使えます。
容量(A)は1A以上、できれば2Aのものがあれば安心です。
100円ショップで売られているスマホ用の充電器でも動作はしますが耐久性は不明です。
変換プラグを使うことで5VのACアダプタでもOKです。
電源による音質への影響はここでは触れません。

・電源ケーブル
ラズベリーパイに電源を送るケーブルです。
ラズベリーパイ側はmicroUSBタイプのものですのでこのタイプのケーブルを使ってください。
100円ショップで売られているケーブルでも動作しますが耐久性は不明です。
ケーブル電源による音質への影響はここでは触れません。

無線LAN

ラズベリーパイにはUSBがありますのでここに市販されているUSBタイプの無線LAN子機を接続することで 無線LAN化することができます。
ただし、全てのUSB無線LAN子機が使用できるわけではなく、Volumio(Linux)に対応した子機でないと コマンドでの設定操作が必要になり少々設定が難しいので volumioから認識できる(volumioがドライバをあらかじめ持っている)USB無線LAN子機の購入をお勧めします。
ここではUSBに刺すだけでvolumioから簡単に設定できる無線LAN子機としてWN-G300UAを使ってます。


その他小物

・L字アダプタ
今回は配線の向きを変えたかったので利用しましたが必須ではないので好みで。

・カードリーダー
SDカードにOSを書込むのに必用です。

・設定用PC
OSの書込みやブラウザからvolumioの設定を行うので必須です。
今回はWin7でのPCを使って解説していますが、Macでも大丈夫だと思います。
(※Mac環境が無いためため未確認)

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