SSH(TeraTerm)のインストール
Volumioの設定にはSSHという方法でPCから接続しコマンドラインによる入力が必要になる場面がありますのでここではSSHで接続を行うソフト(Teraterm)のインストールの仕方を説明します。
SSH接続するソフトウェアはいくつかフリーで公開されてますが、ここでは「TeraTerm」を使って説明します。
TeraTerm(窓の杜)
←こちらから「TeraTerm」のソフトをダウンロードします。
exeファイルですのでダブルクリックするとインストールを開始します。
日本語を選んで「OK」をクリック
次へをクリック
同意するにチェックを入れ次へをクリック
次へをクリック
標準インストールを選んで次へをクリック
日本語をチェックして次へをクリック
次へをクリック
次へをクリック
インストールををクリックするとインストールが始まります。
インストール途中にこのようなエラーが現れたら「無視」をクリックしてください。
fontが無いとのことで怒られてますが使用しないFontですので影響はありません。
最後これが出たら「完了」をクリックしてインストールの終了です。
VolumioのIPアドレスの確認
SSHでの接続にはvolumioのIPアドレスが必要になりますのでVolumioのIPアドレスを確認します。
一番簡単な方法として、Volumioのトップページ右上の「MENU」から「Network」へと進み「WiredConnection」という部分から「IP adress」を確認することができます。
もう一つの方法として、PCからIPアドレスが確認できる「SoftPerfect Network
Scanner」というソフトがあり、ブラウザからvolumioのトップページにアクセスできないな時などトラブルの際に便利ですので紹介しておきます。
SoftPerfect Network Scanner(窓の杜)
←こちらから「SoftPerfect Network Scanner」のソフトをダウンロードします。
ダウンロード後、「SoftPerfect Network Scanner」を起動し、赤丸「Range
From」[0.0.0.0 to 0.0.0.0]にてアドレスの検索範囲を指定しvolumioが使っているIPアドレスを検索します。
範囲指定の数値ですが、PCとVolumioが同一ネットワークにある場合はPCのIPアドレスを調べ、その前後の数値を入れ検索するとvolumioのIPアドレスが検索できますのでまずはPCのアドレスを確認します。「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」をクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げます。
「ipconfig」と入力しエンターキーを押すとアドレス関係の情報が現れますので、
IPv4アドレスの欄を確認します。このPCでは[192.168.0.15]というアドレスが使われています。
[192.168.0.15]がPCの使用しているIPアドレスでした。同一ネットワーク内では右側の数字(この場合だと15)、
を割り振ることで各機器にアドレスを割り振っています。
この右側の数値(最小1〜最大255)を全てを検索することでvolumioが使っているアドレスを割り出します。
「Range From」で検索範囲[192.168.0.1]to[192.168.0.255]を指定して「Start Scanning」をクリックし検索をかけます。
検索が終わるとネットワークに繋がっている機器が全て現れますので、「Host Name」に「Volumio」と出ているところのIPアドレスが「192.168.0.6」とでています。
これが今現在Volumioが使用しているIPアドレスになります。
TeraTermの起動と接続
SHH接続にはIPアドレスを使って接続しますが、このIPアドレスは固定していないと変わるため、接続の度にVolumioのIPアドレスを確認してください。
TeraTaermを立ち上げるこの画面がでます。
ホストのところにラズベリーパイのIPアドレスを入れOKをクリックします。
この画面が現れた場合は続行をクリックして下さい。
この画面に変わり、「ユーザ名」と「パスフレーズ」を求められますので、
ユーザ名:root
パスフレーズ:volumio
と入力してOKをクリックします。
この画面が出ると接続完了です。
コマンドの入力
キーボードからコマンドを打つと入力され、エンターキーを押すと入力が完了します。
Volumioの場合、このような文字列の後にコマンドを入力します。
volumioを再起動するコマンドが下記になりますので、入力してエンターキーを押してみてください。
sudo shutdown -r now
このコマンドはコピペもできますので、入力が面倒な方はコマンドをコピーして、
SSHの画面上で右クリックをするとペーストされます。
右クリックのみでペーストされるところや「Ctrl」+「v」といったWindows上で使えるショートカットキーは使えませんのでご注意ください。
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