本体組立(I2S-DAC)

ここではハイレゾ対応のI2S-DACとケースがセットになった下記キットで組立て説明を行います。
組立ては非常に簡単で、100円ショップにあるドライバーセットで十分です。
※ネジはM2.6とM4ですのでプラスドライバー小と大の二種類
※アクリルケースには当方で車用のフィルムを貼っておりますので黒色になっております。


1)組立(I2S-DAC)

1)アクリル板に5mm長の六角スペーサをゆるめに、手でずらせるぐらいの硬さでネジ止めします。


2)ラズベリーパイとI2S-DACを乗せ、ここも手でずらせるぐらいの硬さでネジ止めします。


3)ラズベリーパイとDACの位置を整え増し締めし、しっかり固定します。


4)ラズベリーパイとDACをケーブルで接続します。


接続方法は下記サイトが詳しいので詳細はそちらにお願いしますが、DACのI2S接続は基本的にどれも同じで、 DACは4本のI2S接続ピン「GND」「LRCK」「DATA」「BCK」と電源用のピン「5V(VCC)」「GND」がありますので それらのピンをラズベリーパイのGPIOピンにそれぞれ繋げて完了です。
ラズベリーパイとI2S-DACの接続方法
※ラズベリーパイA(無印)、B(無印)のGPIOピンにはI2Sがでておりませんが、ラズベリーパイ本体にはパターンがありますのでそこにピンを立てる、又は I2S接続ケーブルを直接ラズベリーパイにハンダ付けなどの方法で接続が可能になります。

5)ケーブルの接続が完了したら最後に天板を取り付けて組立作業は終了です。



2)DACの動作確認

1)DACにイヤホン、ラズベリーパイにはLANケーブルを繋げ電源をいれます。


2)ブラウザのアドレス欄にVolumioのアドレス、「 http://www.volumio.local 」と入力し、Volumioのトップページを表示させます。


3)OSの導入に行った動作確認テストで登録した音楽がプレイリストに残っているはずなので再生ボタンを押せば再生がはじまります。

音量が最大になっているのでイアホンを耳から離すなどして音量に注意してください。
音が聞こえ、音量が調整できればI2S-DACの動作確認は完了です。

再生されない場合はドライバがちゃんと選択されているか確認してください。


※アンプを内蔵したスピーカー「アクティブスピーカー(PCスピーカーとも呼ばれる)」をご利用の場合は DACに直接スピーカーを繋げれば利用できますのでセットアップはここで全て終了になります。

3)アンプの接続


1)I2S-DACの動作が確認できたので、1度電源を切りアンプとDACを接続します。


2)アンプにイヤホン又はスピーカーを接続し、電源を入れテスト用の音源を再生します。


ここでもアンプの音量は最小にして徐々に上げていき、音量には注意してください。

再生され、音が確認できれば動作確認終了です。

スピーカーの接続

アンプとスピーカーのプラスとマイナスを間違えないように接続します。


ラズベリーパイの電源を入れ、テスト用ファイルを再生します。
ここも徐々に音量を上げて行き、スピーカーから音が出れば動作確認は全て終了です。

次は「音楽ファイルの保存」へ進みます。

このサイトについて

当サイトはリンクフリーです。